ポリティファミリアグループの取り組み

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現代社会において、持続可能な社会の実現を目指す上で、取り組むべき大きな課題が3 つあります。

1つは資源・エネルギーの問題。2 つ目が制度、コンプライアンスの整備。3 つ目が人材の教育と育成です。

そして、最も重要なことは、その取り組み自体がサステナビリティであることです。持続可能な取り組みでなければ意味がありません。

その為には、取り組み自体を事業化し、経済活動と結び付ける必要があります。そうすることで、新たな発想や創意工夫が生まれ、より先鋭化した相乗効果を生み、多角的に加速していくはずであると、私たちは考えています。

ポリティファミリアグループでは、サステナブルな社会の実現を目指す取り組みとして、ゴミ問題と人材不足による事業継承問題に、特に重点をおいて取り組んでおり、弊社が運営する異業種双助会p or ti familia Group が主宰する異業種交流会の継続的な実施や、情報共有、人材教育活動を通じて、効率的なアウトソーシンググループの構築に尽力をすることで、取り組みと経済活動が一体化した事業化の仕組み作りを目指しています。

ゴミ問題への取り組み

ゴミ問題への取り組みとして行っているのが、3R(リユース、リサイクル、リデュース)事業です。資源・エネルギー問題の大きな原因の一つであるゴミ問題の効果的な対策は、まずはゴミを減らすこと、出さないことであると私たちは考えています。

ポリティファミリアグループでは、国内外を問わず、様々な企業様、事業所様と3R の業務提携を締結し、効率的かつ持続可能な3R の仕組み作りに取り組んでいます。

一方で不用となったものを、もう一方で必要な場所に効率的に届けることで、対価を生む仕組みを作り事業化することで、サステナビリティの実現を目指しています。

2023年からは一般社団法人日本リユース機構にも加盟し、タイ・カンボジア・フィリピン・ベトナム・ミャンマー・韓国・中国・台湾・アメリカといった国々にも、日本で回収した不用品をリユース品として輸出することが出来る様になりました。

3R事業の確立に伴って、これらの取り組みの相乗効果により、弊社の主事業の一つである解体事業やリフォーム・リニューアル事業においても、工事原価を2 割から4 割の幅で削減することに成功しています。

そして私たちが構築したインフラを、協力会社や他社にも有効に活用して貰うことで、より3R の意識が浸透し、ゴミ問題解決への糸口となると考えています。

人材不足による事業継承問題への取り組み

日本が抱える大きな問題の一つが少子高齢化です。これに派生して年金問題、働き手の高齢化問題、健康保険と医療費負担問題など多くの問題が生まれています。

事業継承者の人材不足による、国内の知的財産流出、伝統、国内事業の消滅なども、その一つです。

ポリティファミリアグループでは、人材不足による事業継承問題の解決手段の一つとして、M&A 事業に注力しています。

グループとしての協力体を為すことで、それぞれの過不足を補い合い、グループ内での人、モノ、資金、インフラ、情報を共有できる仕組みを構築することで、相乗効果を生み出せる事業体を目指しています。

変化の速い現代社会において、単業種で生き残るのは至難の業です。どんなに良いものであっても、売れなければ意味がありません。また一方で専門特化しなければ生み出せないものや、専門特化するからこそ得られる優位性も当然あります。

現代社会における理想の事業体とは、専門特化した技術や知識、生産能力を有しながら、効率的なアウトソーシンググループを形成して、グループとして変化に対応できる組織であると、私たちは考えています。

お互いに無いものを補い合い、変化に対応できる事業体を形成する手段として、M&A を用いてアウトソーシンググループを形成することで、事業そのもののサステナビリティを高めることに繋がると私たちは考えています。